「いつかやろう」と思っていた投資が
「今すぐできるもの」に変わった

上野ひでや講師、以下「ひでや」：高橋選手、本日はよろしくお願いします。今日は「資産運用の話」ということですが、主に「ほったらかしでできる投資」というテーマで解説していこうかなと思います。
プロ野球選手の方たちですと、試合やトレーニング等、基本的にお忙しいスケジュールではないかと思いますが、いかがですか？

高橋選手、以下「高橋」：そうですね。シーズン中は基本的に試合中心で時間をとるので、週1日休めるかどうかといったスケジュール感です。オフシーズンも合宿・自主トレに時間を使う選手が多いですね。私も、気持ち的には他の選手の2倍3倍、リソースをかけてトレーニングに取り組んでいるつもりです。

ひでや：そうすると、資産運用について、まとまった時間をとって考えたり取り組んだりするのも、結構難しいのではないかと思います。

高橋：はい。考えた方がいい、というのは理解しているのですが、実際、しっかり考えるとなると、なかなか時間もなく、後手に回ってしまっていますね。

ひでや：やはりそうですよね。ですが、そんな方でも実践しやすい「ほったらかし投資」という方法があります。最初に投資先を決めてしまって、あとは難しいことをせずひたすらコツコツと投資していくスタイルです。
これであれば普段忙しくても自動で運用される仕組みを作れます。

高橋：そんなアプローチがあるんですね！それはぜひ知りたいですし、できるなら今この場からでも、始めていきたいです。

ひでや：もちろん、すぐにでも始めることができます。ただ、始めるにあたっては押さえておきたいポイントがいくつかあるので、その辺りも含めてお話しさせていただきますね。

高橋：はい！よろしくお願いします！

ひでや：主に「引退後のマネープラン」に絡めてお話できたらと思います。
まずはアイスブイレイクも含めまして、始めに、簡単に投資や貯金の現状をお伺いできればと。そのあたりはいかがですか。

高橋：「貯金」はできているかなといったところですが、「投資」はやれていなくて。これまで、投資が身近にある環境ではなかったというのもありますし、自分も「とにかく野球」という感じで、あまり積極的に情報を取りに行くことはしていませんでした。
ただ、経済とか金融とかに全く興味がないわけじゃなくて、しっかり勉強したら面白そうだな、と元々思っていました。あとはプロになってから諸先輩方を始め、同僚や後輩など、色々な方とお話する機会が増え、その中で引退後の生活や資産運用についての話題になることも多く、以前よりは意識するようになってますね。

ひでや：おっしゃるように「今まであまり身近に投資というものが入る余地がなかった」という部分は、他の方でも結構多いケースかなと思います。そして同じように、新NISAが始まった昨今で「最近意識し始めた」という人も多いと思います。
高橋選手も、まさにこれから本格的に投資の第一歩を踏み出す、と言ったところですね。

高橋：そうですね！あ、そういえば思い出したのですが、知人の紹介で「保険」には入っています。運用がセットになっている貯蓄型の保険です。これが「投資」と言えるか分からないのですが。

ひでや：そうなのですね。「保険で運用している」という人も、同じく結構多いです。「投資」となると少しリスクを想像しやすいですが、保険は「払った保険料が運用される」という感覚で捉えられるので、比較的始めやすいのでしょう。

ひでや：投資と貯金の状況、色々教えていただいてありがとうございました。アイスブレイクとはいえ、色々伺えたのかな、と思います。
では、少し本題に迫ります。「引退後のマネープラン」ですね。まだ先ではあると思いますが、引退された後の生活について「どのような暮らしをしたい」や「毎月どのくらいの費用がかかりそう」などのお考えはありますか？

高橋：野球をやっている「今」に集中しているのもあって、引退後のことはあまり考えられていない、というのが正直なところではあります。
ただ、「引退後は、今ほどの支出にはならない」のは確実かなと思っています。今は本当に野球のための支出は惜しまないようにしているので。
そう考えると、引退後の収入として、おそらく「毎月60万くらい」とは想像してました。

ひでや：月60万円は若干多い方かなと思いますが、東京中心部にお住まいの予定なら、そのくらいかかる方もいますね。
では、この月60万円を基準にしてみましょう。すると年間では720万円が必要。
これを資産運用に落とし込むと、「将来的に年間で720万円が自動的に入ってくる仕組みができればゴール」と言えそうです。

高橋：なるほど！今から運用を始めて、引退までに「毎年720万円の不労所得が得られる資産を作る」と言うことですね。でも、正直イメージしづらいのですが…実際に可能なのでしょうか？

ひでや：確かに「楽して一瞬で」というのは難しいですが、正しい理解や知識を持って、堅実に運用すれば、十分狙える範囲ですね。しかも最初にお伝えした通り、お忙しい中でもできる「ほったらかし投資」で実現することができます。
具体的には「投資信託」によるほったらかし投資ですね。コツコツ投資を続けられば数年で資産2倍という実績もあります。

高橋：それならすぐにでも始めたいですね！

ひでや：とてもいいですね。実は資産運用には「資金×年利×年数」という公式があります。なので時間があるほど有利です。
例えば毎月10万円を、年利10%の複利で運用した場合、10年で約2,050万円（元本1,200万円＋運用益850万円）となります。
もちろんこれもすごいのですが、20年運用できれば約7,600万円（元本2,400万円+運用益5,200万円）となります。ここまで資産を増やせれば、それから先は毎年10%増えた分を取り崩すだけで、年間720万円の収入を確保できることにもなります。

高橋：引退後の不安も少なくできそうなので、ぜひ始めたいと思いましたが、そのくらいの成果って、私でも出せるものなのですか？普段忙しくてあまり見る時間などは取れそうにないのですが。

ひでや：もちろん可能です。ほったらかし投資は基本的に詳しい知識やこまめな確認は不要なので。
ただ、少しでも知識を身につけていると、運用成果をさらに加速させたり、意図せず成果が悪くなってしまうことを避けることができるようになります。
先ほど設定した「年利10％」って、実は資産運用では結構好成績なのですが、少しの知識があるだけで、これを維持できたり、もっと大きな成果で運用することも可能になってきます。先ほど資産運用の公式もお伝えしましたが、言うなれば「資金×利率×時間×知識」という、さらに一歩進んだ公式があると捉えていただくといいです。
GFSの生徒の話で恐縮ですが、全く資産運用をやったことがなく、昨年GFSに入って初めて勉強も運用もやってみたところ、「年利30％程度の成果になった」という方もいますね。
しかも、毎日しっかり、というより、お仕事の移動時など、スキマ時間で少しずつ勉強するスタイルでした。

高橋：それはすごい！知識が大切なら、自分もちょっと本などで色々勉強してみようかなと思いました。でも、学ぶ部分って、結構難しい内容も多いですよね？経済のことは興味はあるのですが、あまり難しすぎるとちょっと続かなさそうな気もしてしまって。

ひでや：確かに難しい内容もありますが、そんな中でも「シンプルな事柄」に絞って、あとは完璧に理解というよりは「大枠をざっくり捉える」ように学ぶといいと思います。
例えば「経済ってどうなっているのか」といったような、基礎的な内容をざっくりと捉えるといった感じですね。大まかに全体を理解できるだけでも、とても役立ちます。
ちなみにGFSの講義動画はどれも、20分くらいでさくっと解説するように納めていますね。

高橋：なるほど！っていうか、GFSさんの講義、こんな感じなんですね！これであれば、自分も移動時間などをうまく使いながらできそうでいいなと思いました。

ひでや：興味を持っていただけて嬉しいです。一応スマホがあればどこでも受講可能なのと、音声だけでも理解できるように作ってるので、「ラジオ感覚で聞く」という使い方もいいかもしれません。
あとは、経済や金融に興味がおありとのことなので、学んでいる間に「もっと知りたい」と思う部分も出てくることもあると思います。そんな人向けに専門的な講義も用意してるので、高橋選手なら自分のペースで学習してレベルアップにも使っていけるのではないかなと思います。

高橋：ゆくゆく理解できたら、と思っていたところだったので、これも興味あります。もちろん今は野球を最優先にしようと思いますが、引退までに「ほったらかし投資」+「簡単な学習」で資産を作っておいて、引退後には一歩踏み込んだ学習もしながら運用できたらいいなと思います。
その学習のツールに、GFSさんの講義はすごく役立ちそうですね！ちょっとやってみようかな！

ひでや：ぜひ使ってみてください！他にも勉強している生徒さんがたくさんいるので、その辺も励みや参考になると思います。一緒に勉強していきましょう。

ひでや：本日お話しさせていただいて、いかがでしたか。

高橋：投資についてあまり知らなかったこともあり、今までは貯金のみでした。ですが、今回お話を聞いてすごく興味を持てて、意識が高まりました。早速ほったらかし投資をするべく、ファンドを自分で選んでみたいです。あとはそのための勉強も軽く続けて、簡単な知識は身につけておこうと思います。

ひでや：ぜひ、学習も投資も、始めてみましょう！本日はありがとうございました。